2022.02.14
基礎代謝が下がる理由は?低いことでの影響や上げる方法も確認!
こんにちは!食と健康をサポートするリセライーツの椿本です。
基礎代謝が下がると痩せにくくなってしまいますが、基礎代謝はなぜ低下するのでしょうか?
年齢? 生活? 体質?
今回のコラムでは、基礎代謝が下がる理由やその影響について解説します。
基礎代謝をアップさせる方法もお伝えしますね。
基礎代謝が下がる理由をチェック!
基礎代謝とは、人間が生きていくのに必要な最低限のエネルギー消費のこと。
人間はじっとしていたり眠っていたりしているときでも、呼吸や心拍、血流、体温維持などのためにエネルギーを消費しているのです。
基礎代謝は、人間が1日で消費する総エネルギーのおよそ60%も占めます。
そのため、基礎代謝が高いとエネルギー消費量が多く、太りにくいのです。
では、基礎代謝が下がる理由にはどんなものがあるのでしょうか?
主な理由としては、筋肉量の低下・加齢・食事の3つがあるといわれています。
基礎代謝で消費されるエネルギーは、その中でも筋肉の維持に使われるエネルギーが多いです。
筋肉量が多い人、体格の大きな人は基礎代謝が高くなります。
そのため筋肉量の減少は、基礎代謝が下がる大きな理由のひとつ。
運動不足、ダイエットなどで筋肉量が減ると、基礎代謝が下がってしまうのです。
加齢による基礎代謝の低下も、加齢による筋肉量の減少が原因のひとつでしょう。
また、食事のバランスが悪く栄養やカロリーが足りないと、体は栄養不足に備えて消費エネルギーを減らしてエネルギーをため込むようになってしまいます。
これも基礎代謝が下がる理由です。
基礎代謝が下がることでの影響は?
基礎代謝が下がると、消費されるエネルギー量が減るので太りやすくなってしまいます。
今までと同じ生活・食事なら、消費されなかったエネルギーが脂肪として体に蓄積してしまうからです。
そのほかにも、エネルギーがしっかり消費されないことで疲れやすく、寝ても疲れがとれなかったり、エネルギーが体全体へしっかり運ばれないことで血管や内臓、筋肉の機能が衰えてしまったりすることも。
血行が悪くなれば冷えやむくみ、低体温、内臓機能が悪くなれば便秘や肌荒れ、体調不良などが起こる可能性もあります。
基礎代謝が下がると起こる健康への悪影響には、以下のようなものがあります。
- 太りやすく、痩せにくくなる
- 疲れやすい
- 寝ても疲れがとれない
- 冷え、むくみ
- 低体温
- 便秘
- 肌荒れ
- 生理不順 など
基礎代謝を上げるための方法も知っておこう!
基礎代謝を上げるのに有効なのは、筋肉量を増やすこと!
基礎代謝でのエネルギー消費の大部分は筋肉の維持です。
筋トレをして筋肉を鍛える、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をするほか、エレベーターではなく階段を使う、一駅多く歩く、電車やバスで座らないなど、日常生活で活動の負荷を増やすことも取り組みやすいです。
食事面からのアプローチとしては、筋肉の元となるたんぱく質、代謝を高めるビタミンB群を積極的に食べるようにしましょう。
たんぱく質を多く含むのは、肉類、魚介類、乳製品、卵、大豆製品、ナッツ類など、ビタミンB群を多く含むのは豚肉、レバー、魚卵、ナッツ類などです。
また、血流を良くして体を温めることでも代謝がアップするため、発酵食品やニンニク、ショウガなどの香味野菜、トウガラシなどの香辛料など体を温める食品も食事に加えてみてくださいね。
基礎代謝が下がる理由は筋肉量の減少。基礎代謝をUPさせて健康に!
基礎代謝が下がる主な理由は筋肉量の減少です。
基礎代謝はその大部分が筋肉の維持にエネルギーを使っているので、加齢や運動不足、ダイエットなどで筋肉量が減ると、基礎代謝も低下してしまいます。
基礎代謝が低下すると消費エネルギー量が減るので、同じ生活・食事をしていると太ってしまいます。
そのほかにも、エネルギーがしっかり消費されないことから疲れやすくなったり、冷え、むくみ、低体温、便秘、肌荒れ、生理不順などの不調につながってしまうことも。
基礎代謝を上げるためには、筋トレや有酸素運動、バランスのとれた食事などで筋肉量アップを図りましょう。
体を温める食品をとって体温を上げ、代謝を上げるのも効果的です!