2021.09.10
50代女性の疲れが取れない原因は?改善方法をチェック!
こんにちは!食と健康をサポートするリセライーツの椿本です。
50代になると、以前より疲れやすいなど体の不調を感じるケースが増えていきます。
これは、生活環境からくるストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの変化など、さまざまな原因が考えられます。
今回は50代女性の疲れが取れない原因について。
対処法や改善方法などとともにご紹介します。
目次
50代女性の疲れが取れない原因を確認
疲れが取れないなど体の不調を感じている50代女性の方は、いくつかの原因が考えられます。
原因①更年期
女性が閉経する前後約10年間を「更年期」といい、一般的に45歳〜55歳ごろに更年期症状が出ます。
更年期は女性らしい体づくりや自律神経を安定させてくれる働きを持つ女性ホルモン「エストロゲン」の減少が関係しています。
エストロゲンが減少すると自律神経のバランスが崩れ、血行不良や臓器の機能低下、体温の低下などさまざまな症状が重なることも。
更年期の一番多い症状が、体の疲れやすさや倦怠感。
しっかり睡眠をとっているのに疲れが取れなかったり、憂鬱な気分が抜けずに抑うつ症状が出たりと、さまざまな不調が現れます。
原因②睡眠の質が悪い
疲労を解消する役割を持つ成長ホルモンは、睡眠中に分泌量が増加します。
そのため、質の良い睡眠を確保できていないと、成長ホルモンが十分に分泌されず、体が疲れやすくなります。
原因③食生活の乱れ
規則正しい食生活は、日常のさまざまな活動に必要なエネルギーを蓄えます。
しかし、食事を抜くなど食生活が乱れると、エネルギーが不足して体の疲労につながります。
原因④脳の疲労
脳が疲弊することで体が疲れを感じる場合も。
運動や頭を使う作業が続くことで自律神経中枢がフル稼働すると、脳が疲労するため疲れを感じてしまいます。
体は休んでいるのに疲れが取れない…という状態になっている場合は、この原因も考えられるでしょう。
50代女性に多い体の不調については、「50代の女性に多い体の不調とは?予防策やチェックしたいポイント」でも詳しくご紹介しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
50代女性の疲れが取れない悩みを解決!その改善策とは
50代女性の疲れの原因として一番多いのが更年期。
更年期による疲労感の対処法や改善策についてご紹介します。
更年期の症状は、生活習慣の改善によって対処できます。
- ヨガやストレッチなど、適度な運動を取り入れる
- 1日3食をしっかり食べて規則正しい食習慣を行う
- ゆっくり入浴して休息する
- 朝は5〜6時に起床して、夜は22〜0時に寝る
このように運動・食事・休息をしっかりと行うことで自律神経のバランスが整い、更年期症状の改善につながります。
ただし、日常生活に支障が出るほど深刻な更年期症状を抱えている場合は、無理をせずに、婦人科や更年期外来など専門医に相談しましょう。
50代女性の疲れを改善するには食生活も大事!
先述の通り、更年期の疲れを改善するためには、生活習慣の改善が必須。
とくに規則正しい食生活は非常に重要で、食生活の乱れを感じている方はすぐに見直すことをおすすめします。
なお、更年期による疲労感を改善するために摂るべき栄養素として注目を集めているのが「イソフラボン」です。
イソフラボンは大豆に多く含まれている栄養素。
実はイソフラボンは、更年期に減少する女性ホルモン「エストロゲン」と同じ働きをするため、更年期はとくに摂取したい栄養素です。
そのほか、骨量の増加やコレステロール値の保持などさまざまなうれしい効果も。
豆腐や納豆、おからなど、大豆を使った食品を上手に取り入れましょう。
50代女性の疲れがとれない原因は更年期の可能性も
50代になると、以前より疲れやすいなど体の不調を感じるケースが増えていきます。
原因はいくつか考えられますが、50代女性の疲れの原因として一番多いのが更年期。
更年期は女性ホルモン「エストロゲン」が減少することで自律神経のバランスが崩れ、体の疲れやすさや倦怠感を感じやすくなります。
運動・食事・休息といった生活習慣を整えることで、更年期は改善することが可能です!
とくに食生活は、更年期改善効果が見込めるイソフラボンなどの栄養素摂取や、一日3食しっかり食べるなど、規則正しい食生活を心がけることが大切です。