2024.12.11
生はちみつとは?普通のはちみつとの違いや栄養・効果も説明
こんにちは!食と健康をサポートするリセライーツの椿本です。
「生はちみつって普通のはちみつと何が違うの?」「栄養価は違うの?」と気になりますよね。
実は、スーパーなどで見かけるはちみつの99%は加熱処理されており、本来の栄養価が失われているんです。
加熱処理がされていない分、生はちみつにはより高い栄養価が期待できます。
今回は、生はちみつの特徴や効果、選び方のポイントから保存方法まで、詳しくご紹介します。
さらに、生はちみつを使った当店自慢のスイーツもご案内しますので、最後までご覧ください。
目次
生はちみつとは?普通のはちみつとの違いや見分け方を説明
生はちみつについて、まずは基本的な特徴から見ていきましょう。
生はちみつとは、ミツバチが花から集めた蜜を、加熱処理せずにそのまま瓶詰めにしたものです。
自然のままの状態を保っているため、本来の栄養価や風味が損なわれることなく楽しめます。
スーパーなどで販売されている一般的なはちみつは、製造時の作業効率を上げるために50℃以上の熱を加えて製造されます。
しかし、はちみつは45℃以上になると栄養成分の破壊が始まり、60℃でほぼ完全に失われてしまいます。
つまり、加熱処理されていない生はちみつには、加熱処理されたはちみつに比べ、高い栄養価が期待できるのです。
なお、生はちみつは加熱処理をしていないからといって賞味期限が短いわけではありませんので、ご安心ください。
生はちみつと加熱はちみつの違い
ここからは、生はちみつと加熱はちみつの違いをみていきましょう。
栄養価の違い
生はちみつは、ビタミン類、ミネラル、アミノ酸など、約190種類の栄養成分がそのまま生きています。
これらの栄養素が相乗効果を発揮し、健康維持に役立ちます。
一方、加熱はちみつは、熱によって栄養成分の多くが失われるため、糖分による甘みが主体となります。
風味や香りの違い
生はちみつは、花本来の繊細な香りや風味を楽しめます。
採蜜した花の種類によって異なる香りを感じられるのも、大きな特徴です。
一方の加熱はちみつは、加熱処理によって香りが弱まり、また独特のエグみが出ることがあります。
結晶化の違い
生はちみつは自然な状態なので、時間が経つと結晶化することがあります。
これは品質には全く問題なく、むしろ純粋な証とも言えます。
加熱はちみつは、結晶化を防ぐために加熱処理されているため、結晶化しにくいのが特徴です。
製法と価格の違い
生はちみつは、天然の状態を保つため、丁寧な製造工程と時間をかけて作られます。
そのため、一般的な加熱はちみつと比べて価格は高めになります。
加熱はちみつは、大量生産に適した製法で作られるため、比較的安価です。
生はちみつの見分け方5つのポイント
確実に生はちみつを選ぶために、以下の5つのポイントをチェックしましょう。
ポイント①成分表示の確認
まず、「加糖ブドウ糖液」や他の糖類が含まれていないかをチェックします。
純粋はちみつの表示があっても、甘味料が追加されている可能性があるので注意が必要です。
ポイント②色と透明度
生はちみつは花粉が含まれているため、透明感が少なく、濁りがある場合が多いです。
ただし、花の種類によっては透明度が高い場合もあります。
ポイント③価格
生はちみつは製造に手間がかかるため、一般的なはちみつより価格が高めです。
あまりに安価な場合は、加熱処理されている可能性が高いでしょう。
ポイント④販売元の信頼性
生はちみつと表示されていても、輸送や保管時の温度管理が適切でないと、品質が損なわれる可能性があります。
信頼できる生産者や販売店から購入することをおすすめします。
ポイント⑤結晶化の有無
白く結晶化しているはちみつは、純粋なはちみつである可能性が高いです。
ただし、アカシアはちみつなど、結晶化しにくい種類もあるので、これは参考程度に考えましょう。
生はちみつの栄養や効果、保存方法をご紹介!
生はちみつには、さまざまな健康効果が期待できます。
詳しく見ていきましょう。
生はちみつに含まれる豊富な栄養素
生はちみつには、実に150種類以上もの栄養成分が含まれています。
主な栄養素は以下の通りです。
- ビタミン類:約10種類(B1、B2、B6、C、K など)
熱に弱いため、生はちみつでしか摂取できない貴重な栄養素です。
- ミネラル:27種類(カルシウム、鉄分、カリウム、マグネシウムなど)
体の基礎代謝を整えるのに重要な栄養素です。
- アミノ酸:22種類
タンパク質の構成要素として重要で、美容や健康維持に欠かせません。
- 天然酵素:80種類
消化を助け、新陳代謝を促進します。
生はちみつならではの特徴的な成分です。
- 有機酸:10種類以上(クエン酸、リンゴ酸など)
疲労回復に効果的です。
生はちみつに期待できる効果
生はちみつには、次の効果が期待できます。
殺菌作用
高い糖度と抗菌成分により、強い殺菌効果があります。
喉の痛みや風邪の症状緩和に役立ちます。
古代エジプトでは、この殺菌作用を活かして防腐剤として使用されていたほどです。
腸内環境の改善
オリゴ糖やグルコン酸を含み、善玉菌の増殖を促進します。
腸内フローラを整えることで、免疫力の向上が期待できます。
最近では腸内環境の重要性が注目されていますが、生はちみつはその改善に効果的です。
疲労回復効果
ブドウ糖と果糖を含み、素早くエネルギーに変換されます。
運動前後の補給に最適で、持久力の向上にも役立ちます。
美容効果
豊富な栄養素とアミノ酸により、肌や髪の健康維持をサポートします。
保湿効果も高く、スキンケアの原料としても注目されています。
正しい保存方法と注意点
生はちみつは、以下のポイントに気をつけて保存しましょう。
保存環境
- 直射日光・高温多湿を避け、常温で保存する
- 清潔なスプーン(できれば木製)を使用する
- しっかりと蓋を閉める
避けるべきこと
- 冷蔵庫での保存(結晶化の原因に)
- 金属製のスプーンの使用(酸化の原因に)
- 熱い飲み物に直接入れる(栄養価が失われる)
賞味期限について
一般的に2年程度とされていますが、適切に保存すれば、それ以上の保存も可能です。
純粋な生はちみつは糖度が高く、細菌が繁殖しにくい特徴があります。
重要な注意事項
すべてのはちみつは、1歳未満の乳児には与えてはいけません。
これは、はちみつに含まれる可能性のあるボツリヌス菌が、乳児の未熟な消化器官で繁殖し、乳児ボツリヌス症を引き起こす危険があるためです。
1歳を過ぎれば安全に摂取できますが、それまでは与えないようにしましょう。
生はちみつを食べるならリセライーツのスイーツがおすすめ!
リセライーツでは、自社養蜂の生はちみつを使用した、こだわりの低糖質スイーツをご用意しています。
栄養価の高い生はちみつの特徴を活かしながら、糖質を抑えたヘルシーなスイーツをお楽しみいただけます。
【低糖質】生はちみつコロネ
濃厚な北海道産バターと平飼い卵を使用し、自社養蜂園の生はちみつが香る至福のバタークリームを詰めました。
通常のチョココロネと比べて糖質65%オフを実現し、1個あたりの糖質は10.5gです。
砂糖不使用で生はちみつの自然な甘みを活かした味わいが特徴。
職人による手ごね製法で丁寧に焼き上げた大豆パンを使用し、ふんわりもっちりとした食感を実現しました。
保存料、着色料、香料不使用です。
【低糖質】レアチーズケーキ
北海道産クリームチーズと有機牛乳を使用した、なめらかな口どけのレアチーズケーキです。
通常のレアチーズケーキと比べて糖質81.5%オフを実現し、1個あたりの糖質は3.3gです。
生はちみつとレモンの爽やかな風味、平飼い卵のコクと旨みが際立つ味わいが特徴のチーズケーキは、アーモンドパウダーを使用した低糖質な生地とゼラチンを最小限に抑えた滑らかな食感も魅力です。
【低糖質】生はちみつシュークリーム
有機牛乳と平飼い卵を使用した濃厚カスタードに、北海道産純生クリームを合わせました。
通常のシュークリームと比べて糖質63%オフを実現し、1個あたりの糖質は4.6gです。
大豆粉を使用したふんわりもっちり食感のシュー生地に生はちみつの風味が広がる濃厚カスタードがマッチ。
天然甘味料エリスリトールを使用しており、保存料、着色料、香料は使用していません。
生はちみつとは高い栄養価と風味を持つはちみつ
生はちみつは加熱処理を行わない天然のはちみつで、一般的なはちみつとは栄養価、風味、製法などに大きな違いがあります。
約190種類もの栄養成分が生きているため、殺菌作用や腸内環境の改善、疲労回復など、さまざまな健康効果が期待できます。
選び方のポイントは、成分表示、色・透明度、価格、販売元の信頼性、結晶化の有無の5つです。
また、適切な保存方法を守ることで、長期間栄養価を損なうことなく楽しめます。
リセライーツでは、美と健康にもこだわった低糖質スイーツも販売しております。
ケーキやシュークリーム、ショコラなど、幅広いスイーツをラインナップ。
今回ご紹介したはちみつスイーツだけでなく、全てにこだわりの素材を使用した、無添加の低糖質スイーツです。
糖質制限をしている方や砂糖を控えている方でも、スイーツを食べたいときはあるもの。
そんなときには、リセライーツの低糖質スイーツをぜひお召し上がりください!