2022.05.27
天然甘味料とは?その種類や他の甘味料との違いもチェック
こんにちは!食と健康をサポートするリセライーツの椿本です。
体型が気になり出したら、まずは砂糖などの甘味料を減らすことからスタートなんて方も多いのでは?
この「甘味料」には、実はいろいろな種類があることをご存じですか?
中にはしっかり甘いけど、太りにくいなんて夢のような甘味料も。
今回のコラムではさまざまな甘味料の中でも特に天然甘味料の種類や特徴についてご紹介します。
「ダイエットしたいけどスイーツも食べたい」なんて方にはぴったりな情報なので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
天然甘味料とは?その種類や他の甘味料との違いもチェック
一口に甘味料といってもその種類はさまざま。
まずは天然甘味料とはどんなものなのか、ご紹介します。
そもそも天然甘味料とは?
甘味料とは食品に甘味をつけるための調味料のこと。
わたしたちに最も身近な甘味料は「砂糖」ですね。
甘味料は大きく糖質系と非糖質系の2つに分類されます。
糖質系甘味料とは具体的に砂糖、でん粉由来の糖、その他の糖、糖アルコールのこと。
一方、非糖質系甘味料はさらに天然甘味料と人工甘味料に分けられます。
天然甘味料とは、植物の葉や果実などに含まれる甘味成分を抽出して作られた甘味料のこと。
人工甘味料は化学合成によって人工的に作られた甘味料です。
もっとも身近な甘味料「砂糖」の種類をご紹介!
甘味料にはさまざまな種類がありますが、わたしたちの生活にもっとも身近な甘味料はやはり砂糖ですね。
砂糖は製造方法によって2種類に分けられます。
「精製糖」と「含蜜糖」
いろいろな砂糖がありますが、その作り方で「精製糖」と「含蜜糖」に分けられます。
「精製糖」とはネラルなどを含む糖蜜を結晶と分離してつくる、ショ糖だけを精製した砂糖で、一方「含蜜糖」とはミネラルなどを豊富に含む糖蜜を結晶と分離せずにつくる砂糖のこと。
含蜜糖には精製糖に比べてミネラルが多く含まれているといわれています。
代表的な砂糖をご紹介
ここでは、代表的な砂糖を4つ、材料や特徴も合わせてご紹介します。
①白砂糖
サトウキビから作られているイメージの強い白砂糖ですが、その原料はサトウキビだけでなく、てんさいと呼ばれる植物も多く使われています。
白砂糖は精製糖で、日本の家庭で最も一般的なもの。
味にクセがなくどんなものにも合う砂糖です。
②三温糖
白砂糖を分離した後の糖液をさらに煮詰めることによって製造される精製糖。
白砂糖よりも強い甘味とカラメル色が特徴的です。
「健康のために砂糖ではなく、三温糖を使っている」という方もいますが、どちらも同じ精製糖のため、栄養成分にそれほど違いはありません。
③黒糖
サトウキビのしぼり汁をそのまま煮詰めたもの。
全く精製されていない含蜜糖のためミネラルやカリウム、鉄分などの栄養素が含まれます。
独特の強い風味があり、かりんとうや羊羹などの和菓子や煮物などに使われることが多いです。
④てんさい糖
白砂糖の材料にもなるてんさいを使用した砂糖。
白砂糖は精製糖ですが、てんさい糖は含蜜糖です。
天然のオリゴ糖やミネラルが含まれていることと、茶色の見た目が特徴です。
天然甘味料のメリットは?種類ごとの特徴もチェック!
自然の成分からできた天然甘味料には砂糖にはないメリットがあります。
まずは砂糖が体に与える影響について確認しましょう。
砂糖が体に与える影響
砂糖を食べると血糖値が上昇します。
この血糖値が上がり続けている状態が続くと肥満の原因となり、さらには糖尿病や動脈硬化を引き起こす可能性があります。
さらに血糖値の急激な乱高下が起こるため、脳に行き届くエネルギーが安定せず、集中力が低下するともいわれています。
また、口の中に砂糖が入ると、虫歯の原因であるミュータンス菌の活動が活発になり、虫歯の原因となることも。
砂糖を摂るならその影響もしっかりと知っておきたいですね。
天然甘味料の特徴と効果
次は天然甘味料の特徴や効果を種類ごとに見てみましょう。
エリスリトール
エリスリトールは天然由来の甘味料のひとつ。
砂糖より甘さ控えめで70%〜80%の甘さです。
エリスリトールの最大の特徴は、カロリーがゼロということ。
その栄養素は体に全く吸収されず、血糖値を上昇させることもありません。
そのため、糖尿病の方や糖質制限中の方でも安心して摂取することができます。
また、虫歯にならないのもエリスリトールのうれしいポイントです。
リセライーツの低糖質スイーツにはこのエリスリトールを使用しています。
実はこのエリスリトール、お菓子には非常に使いづらいのですが、リセライーツでは、プロのパティシエが5年を越える年月をかけて試行錯誤し、黄金比の配合を発見しました。
リセライーツのスイーツはただの低糖質スイーツではありません!
味にも素材にも絶対の自信がありますので、ぜひ一度お試しください。
はちみつ
はちみつは、ミツバチが花の蜜を摂取し、巣の中で加工・貯蔵した天然の甘味料。
はちみつの主成分であるブドウ糖・果糖は、胃腸に負担をかけず、すぐにエネルギーに変わるのが特徴です。
砂糖よりも甘くてカロリーが控えめなのも嬉しいポイント。
はちみつは砂糖の1/3の量でほぼ同じ甘さになり、100gあたりのカロリーは砂糖(上白糖)が391kcalに対し、はちみつは329kcalです。
はちみつには「純粋はちみつ」「加糖はちみつ」「精製はちみつ」の3種類があります。
- 純粋はちみつ:加工なしの天然成分100%で、定められている品質基準を満たしているもの
- 加糖はちみつ:水あめや砂糖を加え、成分を水増ししたもの
- 精製はちみつ:加熱して水分を飛ばし、濃縮したもの
種類によって価格や推奨する用途が異なります。
はちみつ本来の栄養を摂取したいなら、純粋はちみつがおすすめですよ。
キシリトール
虫歯予防のあるガムなどで目にすることの多いキシリトール。
甘さは砂糖とほぼ同じですが、カロリーは砂糖の75%です。
虫歯を予防する効果や中耳炎を予防する効果があるとされています。
天然甘味料とは逆の「人工甘味料」とは?
人工甘味料とは自然には存在しておらず、化学的に合成して製造される甘味料のことです。
アスパルテーム、スクラロース、アセチルファムカリウムなどがその代表格。
炭酸飲料などの甘味料などに使われることが多いです。
これらはいずれも0kcalで、血糖も上げません。
人工甘味料の注意すべき点は味覚障害を引き起こす可能性があるということ。
カロリーがないから、と安心して摂取し続けると人工甘味料の強い甘さに慣れてしまい、自然の甘さでは物足りなくなってしまうことがあります。
そのことから、食べる量が増えてしまい、肥満につながるなんてことも。
最近では多くの食品に使われている人工甘味料。
購入する前に何が使われているのか少し意識して、食品表示を確認しましょう。
体のために使う甘味料にも気を配ろう!おすすめは天然由来のもの
甘味料というと「砂糖」を思い浮かべがちですが、甘味料もさまざま。
天然由来の天然甘味料は砂糖と比べカロリーが低いものも多く、ダイエット中の方でも安心して摂取することができます。
砂糖は、含蜜糖の方がよりミネラルや鉄分などが多く含まれているといわれています。
最近では多くの食品に人工甘味料が使用されていますが、人工甘味料に慣れてしまうと味覚が麻痺してしまう危険性があります。
食品を買う前に一度、食品表示を確認するのを習慣化したいですね。
甘味料を選べば、ダイエット中でもスイーツを楽しむことも可能です。
甘味料は料理にも使う機会が多いので、目的に合わせて甘味料を選んでみてくださいね。
天然甘味料のエリスリトールを使用した、リセライーツの低糖質スイーツもぜひ一度ご賞味ください!