2021.08.07
30代の女性に多い体の不調とは?改善策や病気の予防策も
こんにちは!食と健康をサポートするリセライーツの椿本です。
「30代に入ってから、なんとなく体の不調が気になる」そんな女性は少なくありません。
女性の30代はライフイベントが多く、ストレスにさらされやすい時期。
ストレスによるホルモンバランスの乱れなどが、体の不調につながってしまうこともあります。
今回は、30代の女性が感じている体の不調について考察。
30代の女性に多い体の不調やその改善策、予防策を知って元気な毎日を過ごしましょう!

目次
30代の女性に起こりやすい体の不調とは?その対策も紹介
30代の女性の中には「病気とまではいわないけど、何となく体の不調を感じている」という方も多いのではないでしょうか。
30代の女性に多い体の不調は、加齢による体力の低下やストレスの蓄積、血行不良などを原因としていることが多く、以下のようなものが挙げられます。
肩こり、腰痛
肩こりや腰痛に悩む30代の女性は非常に多いです。
デスクワークで長時間同じ姿勢をしていたり、生活習慣やストレスによる血行不良などが主な原因。
ですが、首・肩・腰部の筋力の低下など、加齢による原因というのも少なくありません。
ストレッチでこりをほぐしたり、お風呂やシャワーで体を温めて血行促進を促すなどの対処が効果的です。
また、普段から長時間同じ姿勢で座らないこと、正しい姿勢を保つことも重要です。
頭痛
頭痛には「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」などの種類がありますが、30~40代の女性に多いのが片頭痛です。
頭の片側または両側に心臓の鼓動に合わせてズキズキ・ガンガンとした傷みが現れます。
睡眠不足やストレス、疲労、気圧の変化などが原因といわれていますが、人によって原因はさまざま。
どのようなときに痛むことが多いのかを考え、痛みの原因となり得ることを避けるようにしましょう。
また、女性の場合は月経前症候群(PMS)、加齢による「女性ホルモンの増減」によって現れることもあります。
軽度の片頭痛の場合はアルコールやカフェインの摂取を控え、静かな場所で痛みを感じる部分を冷やして休みましょう。
それでも改善しなければ頭痛外来など頭痛専門医を受診する、婦人科で相談してみるという方法をとりましょう。
肌荒れ
30代の肌荒れは加齢による肌の水分やバリア機能低下、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどから起こります。
「肌荒れや吹き出物がなかなか治らない」「同じ場所に何度もニキビができる」などは30代の肌荒れの特徴です。
大人の肌荒れを改善させるには、食生活や生活習慣を見直し、生活リズムを整えることからスタート。
保湿やUVケアと同時に、肌に刺激を与えないよう洗顔方法にも気をつけてみましょう。
「体質改善の食事で肌荒れを解決!NG食品や美肌に良い食品・食生活は?」も参考にしてみてくださいね。
手足の冷え
30代の冷えは、ストレスからくる血行不良が原因であることも多いそう。
ストレスを原因とした冷えには、湯船にゆっくりつかって手足を温めるのと同時に、ストレスから開放されるのが効果的です。
30代女性に多い不調「体が疲れやすい・だるい」の改善策
30代の女性でとくに多い体の不調が「疲れやすい」「だるい」「疲れがなかなかとれない」というもの。
それは、過度のストレスがかかっているサインかも!?
30代は、仕事で責任のある立場についたり、結婚や妊娠・出産など生活の変化が大きかったりとストレスが多く、仕事に育児にとても忙しい時期。
周りと自分の状況を比較して悩んでしまう方もいるでしょう。
また、30代は女性ホルモンが多く分泌される時期でもあり、ホルモンバランスの変化が体調に影響しやすくなります。
病気ではないけれど「疲れやすい」「だるい」「疲れがとれない」という不調に悩んでいる方は、ぜひ日々の生活習慣の見直しを!
以下のようなことに取り組んでみてはいかがでしょうか。
- 睡眠時間や食生活を見直して、ストレスに強い体づくり
- 適度な運動やストレッチで血行促進や新陳代謝を活発にし、体の機能を調整
- 休日には趣味などを楽しみストレスを解消
1日の終わりにはゆっくり湯船につかり、質の良い睡眠をとって、ストレスを取り去りながら体調を調整するのがおすすめです。
体の不調の原因を根本から改善するため、体質改善に取り組むのも良いでしょう。
ストレスをためにくい体、疲れがたまりにくい体を目指すことができますよ!
体質改善の方法やメリットなどは「体質改善とは?疲れ・冷え・太りやすい・肌荒れなどの悩みを解決!」をご参考ください。
30代の女性に多い病気とその予防策もチェック!

30代は女性ホルモンが多く分泌されるため、女性ホルモンに関わる不調や病気にも気をつけたいもの。
中でも、代表的なものは月経関連の病気です。
生理前にイライラしたり気分が落ち込む月経前症候群(PMS)や、月経周期や期間が定まらない生理不順のほか、生活に支障が出るほどの生理痛や出血量がある月経困難症など。
ホルモンバランスの乱れや体質による場合もありますが、子宮筋腫や子宮内膜症といった病気が隠れている場合もあるので要注意です。
月経に気になる症状や異常を感じた場合は放置せず、適切な診察や検査を受けるようにしましょう。
「生理痛がひどいだけ」と我慢しすぎないでくださいね。
また、ホルモンの影響や月経困難症を原因のひとつとして、うつ病や不安障害につながる場合もあります。
日本におけるうつ病の有病率は、女性の方が男性よりも2倍多いとも言われているほど。
忙しい毎日にストレスを感じている方は、とくに気をつけたいものです。
ストレスを感じずに生活することは難しいですから、ストレスを解消しながらストレスとうまく付き合う方法を考えてみましょう。
悩みを周りの方に話すだけでも、心が楽になるものです。
30代女性の体の不調にはストレスやホルモンバランスが影響。生活習慣の見直しも有効!
女性の30代は、仕事で責任のある立場についたり結婚・出産・子育てで生活に大きな変化が生まれたりと、忙しくストレスの大きな時期。
たまるストレスと疲労に、体の変化やホルモンバランスの乱れなども加わり、「病気とまではいわないけれど、体の不調が気になる」という方も多いです。
30代女性に多い体の不調は「疲れやすい」「肩こりや腰痛」「頭痛」「肌荒れ」「手足の冷え」など。
食生活や生活リズムなど生活習慣を見直して、ストレスに強い体づくりへの取り組みをおすすめします。
適度な運動や湯船にしっかりつかるのも、ストレス解消と血行促進の効果がありますよ。
忙しい30代、ストレスをためない生活を心がけ健康に楽しく生活しましょう。